希う
過ぎた20年はあっという間でした。
季節の変わり目ごとに入院をし、度重なるケガに何度時間外に病院へ走ったことか…
毎日のように、ポケットいっぱいにダンゴムシを持って帰ってきたり、新聞紙で剣を何十本と作ってきたり…
そんな子供達とのバタバタの毎日
自分自身に余裕がなくて、心配ばかりで、些細な事でも怒ってばかりの毎日でした。
泥だらけで走り回っていた子供が、スーツが似合う歳になりました。
私達の子育ては終わってしまったけれど、
今何か言葉をかけるとしたら… 大金持ちにならなくてもいい、贅沢できなくてもいい、
自分にとって大切な人、家族が困らない生活が送れるように守っていって欲しい…
別々に暮らすようになって2年が経とうとしています。
戸惑っていた新生活にも、今ではすっかり慣れ、充実した日々を過ごしているように思います。
大切にしたい人が現れたのかどうかは分からないけれど、
いろいろな人と出会いながら、自分を磨いていってほしい
今の幸せを当たり前とおもわないように…
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