タイムスリップ
「今晩 来れるか?」
土曜日の夕方 鳴った電話の向こうは
修業時代お世話になった先生の声
「仕事終わり次第向かいます」と電話をおきました。
突然だったので何事かと考えながら到着すると・・・
年明け体調を崩された先生のお見舞いに行ったとき
一緒に行った家内の髪型を見て
ベットから起き上がり カット講習さながらの指導をして頂いた時に
「また勉強しにおいで」と言ってくれたのを覚えていて 今回連絡をくれたと言うことでした。
お世話になっていた時は 忙しく全国で講習を開く先生で、
空港へ送るのも1年生の仕事でした。
「ちょっと座って」と いきなり個人レッスンが始まりましたが・・・
床屋の仕事に染まってしまった自分には、カット以前の問題で
ありがたいダメ出しの連発に 改めて「理容」と「美容」の違いを痛感しました。
あっという間の濃い時間が過ぎ
片付けをするためホウキを取りに奥に入ると
目に入ったロッカーの扉には 先輩たちが貼ったステッカーの数々がそのままになっており
一瞬であの頃にタイムスリップし いろいろな思い出が頭の中を駆け回りました。
来月の講習をお願いし、懐かしの店を後にしました。
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